2006年 04月 08日
「名取洋之助と日本工房」展
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福島県立美術館にて行われていた「名取洋之助と日本工房~報道写真とグラフィック・デザインの青春時代~」(2月11日~3月26日)
どうしても見たかったので、、、ワタシは先月の中頃行ってきました。期待以上に素晴らしいものでした!
(↓余韻をひきずる私の机まわり)
(パンフレットより)
1930年代は、写真を多用したグラフィックな表現の時代といわれてます。奇抜なレアウトやフォトモンタージュによって写真のもつ表現力が世界的に大きく注目され、グラフ雑誌や博覧会展示に登場したのです。ドイツに学んだ写真家・名取洋之助(1910-62)は、こうした欧米の最先端の潮流を日本にもたらし、1933年、写真とデザインの製作工房、「日本工房」を結成しました。ここには、土門拳や河野鷹思、亀倉雄策などの若き写真家、デザイナーが結集し、対外グラフ雑誌『NIPPON』を刊行しました。。。
*この雑誌は第二次世界大戦前に英独仏西の4ヶ国語で書かれ、ほとんどが海外に頒布されていたもので、こんなふうにまとまったカタチでの展示はハジメテの事だそうです。
作品群はもちろん素晴らしいの一言でしたが、土門拳や木村伊兵衛の若かりし頃の息遣いまで感じられる展示内容に感激して、長時間居続けてしまいました。*
by harappa-noen
| 2006-04-08 09:48
| art & music