2005年 09月 23日
「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」福島県立美術館にて
|
「民藝」という言葉を知り、柳宗悦という人物に興味を持ち、早二十余年。
若い時はただただ民藝なるものの造形の美しさに魅了されてた気がします。
きのう、ゆっくり「民藝」に触れて感じたこと。それは柳さんの「内面の美しさ・美しき反逆心」に、今自分が惹かれているという気付き。柳さんはお金持ち・いわゆるブルジョア階級の出身です。例えば、フツウの考え的には現在の家元制の茶道を肯定されるのが自然の立場です。でも、彼はそれらを真っ向から否定しています。その精神性に私は強く惹かれるのです。その美意識の高さのもとに集められ、研究された「民藝コレクション」。言うまでもなく素晴らしいです。先人の美しき遺産を一堂に見れる喜び、そして偉大なる「民藝運動」に尊敬と感謝です。
・・・ナンテ、堅苦しいことは聞きたくないですよね(^^)
たくさんあるポストカードの中から購入した厳選3枚。どうぞ見てやってくださいまし。(でもね、ふと気がつけばいつも同じもの買ってたみたい。myカードコレクションに同じものが既にありました。「好み」ずっと変ってないんだわ、と実感。)
私は「刺し子」「紅型」が大好きです。自分でも下手ながら「庄内刺し子」やってます。
←「ダンディズム」って言葉は
まさにこの時代の男の人のためにあるもののよう。
富本・リーチ・河合・濱田・芹沢・棟方・黒田
各氏本当に素敵。
やっぱ「中味」がぎっしり詰まった男の人は最高ですな。(となぜかおっさん風口調)
*ずっと買いそびれていた、私にとって幻の小冊子 「いろは」を発見!即買いでした。しみじみよい本です♪
以上、日一日深まりゆく秋の中、とても素敵な時間を福島県立美術館にて過ごしたのであります。(あっ、そういえばTVクルーにインタビューされそうになり必死で逃げ惑ってしまうというエピソードもありました。今思えば、福島のお友達をびっくりさせる「手」もあったかなあと苦笑いしてます。)
それと次回の「岡本太郎展」も必ず行きます。彼の書いた「芸術論」は今でも大事な美の教科書です、私にとって。
若い時はただただ民藝なるものの造形の美しさに魅了されてた気がします。
きのう、ゆっくり「民藝」に触れて感じたこと。それは柳さんの「内面の美しさ・美しき反逆心」に、今自分が惹かれているという気付き。柳さんはお金持ち・いわゆるブルジョア階級の出身です。例えば、フツウの考え的には現在の家元制の茶道を肯定されるのが自然の立場です。でも、彼はそれらを真っ向から否定しています。その精神性に私は強く惹かれるのです。その美意識の高さのもとに集められ、研究された「民藝コレクション」。言うまでもなく素晴らしいです。先人の美しき遺産を一堂に見れる喜び、そして偉大なる「民藝運動」に尊敬と感謝です。
・・・ナンテ、堅苦しいことは聞きたくないですよね(^^)
たくさんあるポストカードの中から購入した厳選3枚。どうぞ見てやってくださいまし。(でもね、ふと気がつけばいつも同じもの買ってたみたい。myカードコレクションに同じものが既にありました。「好み」ずっと変ってないんだわ、と実感。)
私は「刺し子」「紅型」が大好きです。自分でも下手ながら「庄内刺し子」やってます。
←「ダンディズム」って言葉は
まさにこの時代の男の人のためにあるもののよう。
富本・リーチ・河合・濱田・芹沢・棟方・黒田
各氏本当に素敵。
やっぱ「中味」がぎっしり詰まった男の人は最高ですな。(となぜかおっさん風口調)
*ずっと買いそびれていた、私にとって幻の小冊子 「いろは」を発見!即買いでした。しみじみよい本です♪
以上、日一日深まりゆく秋の中、とても素敵な時間を福島県立美術館にて過ごしたのであります。(あっ、そういえばTVクルーにインタビューされそうになり必死で逃げ惑ってしまうというエピソードもありました。今思えば、福島のお友達をびっくりさせる「手」もあったかなあと苦笑いしてます。)
それと次回の「岡本太郎展」も必ず行きます。彼の書いた「芸術論」は今でも大事な美の教科書です、私にとって。
by harappa-noen
| 2005-09-23 18:31
| art & music