2006年 06月 15日
落語~柳家小三治~
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先日、友人に誘われて柳家小三治の独演会に行って来ました。
夏の訪れを思わせる暑い日中をしのぎ
シャワーを浴び着替え こざっぱりとしたところで「落語」を聞きに隣町まで。
なんだかとっても小気味のよい夕暮れどきでした。
私にとっては生まれて初めて生で聞く落語!そんでもって初の生噺家さん!
以前は時々落語のCDを聞いたりしてたから、元々キライなわけではないのですが
寄席や落語会とはなぜか無縁というのがこれまででした。
「小言念仏」「らくだ」という2つの古典落語を聞いて、、、私はとにかく感動しました。
すばらしかった!なによりも小三治さんの素敵なこと!
お茶をすする姿ひとつとっても江戸前な感じでかっこいいのなんの!
噺家としての真摯でかつ飄々とした生き方が美しく姿カタチにあらわれてました。
酒好きのクズ屋さんが酒に飲まれていくくだりに、、、私は心底「今日本酒呑みたい」って思いました。
すごいなあ。うまいなあ。芸術だなあ。日本人でよかったなあ。
あの場にいたお父さんたちは帰宅して、おいしいお酒呑んだんだろうな。。。
今度は必ず東京の寄席に行こうと思います。
「粋」「洒脱」 この2つの言葉を強く感じたいっときでした。
誘ってくれた友達に心から感謝!
年を重ねたからこそわかる愉しみってやつを知りました。すごくいい気持ち。
by harappa-noen
| 2006-06-15 09:59
| おもいだし笑い